Preventive Dental Care

「予防歯科」の究極の目的は、単にむし歯を防ぐことだけではありません。お口の健康を守ることは、全身の健康管理に直結しています。しっかり噛めることは、胃腸への負担を減らし、正しい姿勢を保つことにもつながります。反対に、お口の病気は自覚症状がないまま進行し、気づいた時には全身疾患のリスクを高めていることも少なくありません。
当院では、患者さまが「一生自分の歯で美味しく食べる」という人間らしい喜びを享受し、健康寿命を延ばしていけるよう、お一人おひとりに寄り添った予防処置を徹底しています。
Preventive Dental Care

お口は全身の臓器を含む体の中への入り口です。歯周病菌などの細菌が体内に入り込むと、糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎といった重篤な全身疾患を引き起こすリスクがあることが分かっています。予防歯科とは、痛くなってから治す「後追い」の治療ではなく、病気になる前の未来を予測して対応する医療です。
痛みがなくても定期的に通院し、お口を清潔に保つことは、何にも代えがたい全身の健康投資となります。

人生の満足度を支える大きな要素は、家族や友人と「食べる楽しみ」を共有することです。私の祖父は、口腔内の健康維持が難しくなり、結果として誤嚥性肺炎で亡くなりました。この原体験があるからこそ、私は患者さまにいかに健康寿命を延ばしていただくかを常に考えています。単に命をつなぐ延命ではなく、最後まで自分の口で食事を楽しみ、笑顔で会話ができる。そんな「生活の質(QOL)」を支えるのが予防歯科の役割です。
Feature

当院の予防は、画一的なクリーニングではありません。初診時には徹底的な検査を行い、まずは患者さまご自身に現在の状況を正しく把握していただくことから始めます。必要に応じて唾液テストを行い、むし歯菌や歯周病菌の数・質を科学的に分析します。
「なぜ病気になるのか」というリスクは一人ひとり異なるため、検査データに基づいたその方だけの「オーダーメイドの予防プログラム」を立案し、精密なケアを提供します。

再診以降も、私たちは常に包括的な視点でお口をチェックします。単に汚れを落とすだけでなく、かみ合わせの変化や、以前入れた修復物が劣化していないか、粘膜に異常はないかなど、歯科医師の目で細かく確認します。患者さまが歯科医療に何を求めているのか、その価値観を対話の中から汲み取り、納得感のあるメインテナンスを継続します。「ここに来れば安心だ」と思っていただける、お口のパートナーであることを心がけます。
Process

検診では、歯科医師による精密な診査に加え、定期的にお口の中を撮影(口腔内写真)して記録します。初診時や過去の状態と現在の写真を時系列で評価することで、数値だけでは分かりにくい歯ぐきの色の変化やかみ合わせによる歯の摩耗、修復物の劣化などを客観的に評価することが可能です。
その場限りの点検ではなく、生涯にわたるお口の軌跡を記録し続けることで、微細なサインも見逃さず、将来のリスクを未然に防ぎます。

患者さまご自身による毎日のブラッシングでは落としきれない汚れをプロの技術で徹底的に除去します。基本的には、専用の器具を用いて歯垢や歯石を取り除き、お口の中を清潔な状態に整えます。また、患者さまの状況やご要望に応じて、自由診療による「エアフロー」を併用する場合もあります。これは特殊なパウダーを吹き付けて汚れを除去する方法で、歯を傷つけずに細部の着色や汚れを効率的に落とすことが可能です。お口の状態に合わせ、最適なクリーニング手法を選択することで、病気になりにくい環境を維持します。

フッ素塗布や専門的な清掃も大切ですが、予防の真の主役は患者さまご自身が行う「毎日のブラッシング」です。
当院では、ブラッシング指導(TBI)を最も重視しています。お口の形状や磨き癖に合わせて、どの部分にブラシを当てるべきか、どのような道具が適しているかを丁寧にお伝えします。患者さまが「磨いている」ではなく「磨けている」状態になれるよう、二人三脚でセルフケアの質を高めていきます。
| 曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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| 10:00-13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| 14:00-20:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - |
| ※最終受付19:00 | |||||||